ソーシャルレンディングは高リスクなのか?
いつもよく拝見しているブログにソーシャルレンディングの記事が載りました。
この方はソーシャルレンディングを避けているようですが、その理由は以下の2つにまとめられるでしょう。
①銀行から借りられないところに貸すのでリスクが高い。
②投資対象の会社情報が不明であるのでリスクが高い。
これらについて私なりに考えてみました。
まず①についてです。
銀行から借りられないからと言って、信用が足りないとすぐに断定できるわけではありません。
以下のページによると、銀行は、慣習的に、土地の売買等に伴う一時的な資金需要に対しては貸し出しを行なわないようです。
卸し金融いたします。 | UBIfinance オフィシャルブログ
確かに、例えば、ラッキーバンクで投資する案件には「買取・再販プロジェクト」と呼ばれるものが多く、これは一時的な資金需要に対して貸すものだといえるでしょう。
このように、借主は、銀行からは慣習的に借りられないという理由でソーシャルレンディングで借りているのであって、信用がないとはすぐに断定できません。
担保等を考慮に入れても問題ないと判断できる案件も十分に多くあるでしょう。
次に②についてです。
投資先の情報が隠されていることは、行政機関から要請されていることなので、この点が変更になることは今後まずないでしょう。(参照:
http://flowerkabin.hatenablog.com/entry/2016/08/11/161327
)
私たちは公開されている限りの情報を信頼することしかできません。
それ以外の情報については、ソーシャルレンディング会社を信頼するのみです。
したがって、投資対象を知ることができないというリスクは確かにあるし、そのリスクは大きいものかもしれません。
そのリスク分のリターンが約10%という利回りに反映されているのでしょう。
私たちにできることは、公開されている範囲で投資対象を吟味すること、そして、信頼できるソーシャルレンディング会社を選ぶことだと思います。
貸し倒れにならず、高い利回りを享受するためには、上記の点がポイントになるでしょう。
マネオとラッキーバンクは私が投資を始めるときに十分吟味して選んだソーシャルレンディング会社ですから、当分は、信頼して投資を継続していきたいと思います。