10年後のための資産運用!(2年目)

20代の会社員です。資産運用のことを書いてゆきます。

くりっく株365と税金②

今回はくりっく株365とNISAを比較してみます。

NISAは、その口座で売却益が出た場合でも、それに対する税金が非課税になる制度です。

したがって、利益を狙う投資家としては、当然最大限の利用をすることが望ましいはずです。

しかし、NISAを使わない方が利益を上げられるかもしれません。

例えば、以下のようなケースがそれです。

 

○NYダウが10,000ポイントから10,010ポイントへ値上がりしたとき……10%の値上がり(注)

NISAで100万円分の投資信託を運用し、101万円になった。

→1万円の利益

くりっく365株で200万円分のNYダウ指数への投資をし(元本100万円、レバレッジ2倍)、202万円になった。

→約1.6万円の利益(約0.4万円は税金としてとられるため)

(注)このような比較をする場合の金融商品としては、NYダウに連動する為替ヘッジありの投資信託くりっく株365のNYダウの2つが現実にあります。

 

同じ元本で、同じ利益率で、くりっく株365には税金がかかるにもかかわらず、くりっく株365の方が多く稼げる結果になりました。

これは、やはりレバレッジをかけられるおかげです。

 

計算すると、1.25倍のレバレッジで運用すれば、税金を考慮した場合でもNISAの利益と同じになるので、利益を上げられる限り、レバレッジは1.25倍以上にするのが得策です。

 

問題は損失が出た場合です。

レバレッジをかければかけるほど、損失が出たときのダメージも当然大きくなります。

NISAで100万円投資して、10%値下がりしたら、元本は90万円になるだけです。

しかし、くりっく株365で2倍のレバレッジをかけて100万円投資しているときに10%値下がりしたら、元本は80万円になってしまいます。

 

くりっく株365で投資したい場合、税金のことだけを考える限り、レバレッジは1.25倍以上にするだけで良いのですから、あまりレバレッジをかけすぎない方が身のためでしょう。

 

したがって、以下の条件のとき、

①長期で保有して、確実に利益を上げられるタイミングでしか手放さない

②NYダウ等の指数に投資する

くりっく株365においてレバレッジ1.25倍以上の投資をするのが効率的だと思います。

こういう結論にいたり、私は先日SBI証券くりっく株365の口座を作りましたw