スワップただ取りの戦略検討
スワップただ取りは、2つの口座でそれぞれ買いと売りを建て、口座間のスワップ金利の差を利用して稼ぐ方法です。
例えば、A口座のドル円のスワップ金利(買い)が30円で、B口座のドル円のスワップ金利(売り)が20円ならば、毎日10円ずつ儲かることになります。
しかも、両建てしているために為替変動リスクを負うことがありませんから、スワップ金利差分だけ儲かることになるのです。
(豪ドル円が下がった場合、買いの口座では損失が出ても、売りの口座では同額の利益が出るため。上がった場合はこの逆。)
私は、南アランド円でこれをやろうと思っていましたが、調べたところ、2つの口座間のスワップ差がなくなってしまっていました。
予定していた口座では、買いが+155円なのに対し、売りが-150円となっており、たった5円しか差がありません。(南アランド10万通貨。)
そこで他の通貨ペアを検討したところ、豪ドル円が良さそうだと判断しました。
買い:+50円
売り:-34円
(豪ドル1万通貨)
1日当たり16円儲かり、これが1年続くと仮定すると、6,000円弱になります。
レバレッジ5倍程度の運用を想定すると、2つの口座に300,000円必要ですから、年利約2%の運用です。
FXは平日であれば好きなときに決済できますから、万一お金が急に必要になった場合でもすぐに対応することができます。(流動性リスクが低い。)
そのため、私は病気等に備えて貯めていたお金をこちらの運用に回すことを考えています。
ただし、豪ドルは利下げが予想されていて、そのことが決定される金融会合が8月2日にあるということです。
そのため、両建てポジションを取るとしても、それよりも後になります。
利下げの影響でスワップ金利差がなくなることも大いにあり得るからです。
ポジションを取ったらまたご報告します。