明治安田生命保険の「じぶんの積立」
表題の広告を最近インターネット上で見かけるようになってきました。
「じぶんの積立」は、生命保険の一種ですが、
解約時の返礼金がいつでも払込額以上であり、
災害死亡給付金は払込額の1.1倍になるなど、
元本割れが決してない商品です。
元本割れがないということは投資商品として興味を覚えます。
しかし、結果として、10年たって103%の利回りとなっています。
10年で103%の戻りということは年利にすると約0.3%です。
これは、確かに定期預金よりは高い利回りですが、
10年間資金を拘束されて得る利回りとしては低すぎる気がします。
(投信積立や外貨積立などと比較して。)
貯金するよりはマシな金利ですから、
完全に貯金の代用として使うならありです。
そのように使うなら、その分の貯金は完全に不要になります。
死亡してもその分の金額は返って来るのですし、
解約しても払込分は返って来るのですから。
しかし、投資として使うにはやはり不適格です。